マイナビエージェントとリクルートエージェントで迷ったら、求人数を重視する人はリクルートエージェント、担当者への相談しやすさを重視する人はマイナビ転職エージェントがおすすめです。転職先の選択肢を減らさないため、基本的には両社を併用しましょう。
結論|求人数ならリクルート、丁寧な相談ならマイナビ
求人の選択肢を広げたい人:リクルートエージェント
初めての転職で丁寧に相談したい人:マイナビ転職エージェント
20代・30代で職務経歴の整理から支援してほしい人:マイナビ転職エージェント
地方求人、管理職、幅広い業界を横断して探したい人:リクルートエージェント
どちらか決められない人:両社に登録し、求人と担当者を比較
なお、従来の「マイナビエージェント」は、2025年12月17日に「マイナビ転職エージェント」へサービス名を変更しています。本記事では検索時の分かりやすさを考慮し、旧名称も併記します。
情報技術系の技術職で専門求人も確認したい場合は、総合型の2社に加えて、職種特化型の転職支援サービスを比較すると効率的です。
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マイナビエージェントとリクルートエージェントの比較表
| 比較項目 | マイナビ転職エージェント | リクルートエージェント |
|---|---|---|
| 運営会社 | 株式会社マイナビ | 株式会社インディードリクルートパートナーズ |
| おすすめ度 | 4.7 | 4.8 |
| 主な強み | 担当者への相談のしやすさ、応募書類添削、面接対策 | 求人数、対象業界、地域、年代の幅広さ |
| 向いている年代 | 特に20代・30代、第二新卒、初めて転職する人 | 20代から50代まで幅広い年代 |
| 公開・非公開求人 | 公式トップでは総数を明示していないため非公表扱い | 公開求人約75万件、非公開求人約27万件 |
| 求人件数の確認日 | 2026年7月22日 | 公式表示は2026年6月29日時点 |
| 主な対応職種 | 営業、技術職、ものづくり、金融、管理部門、販売など | 営業、事務、技術職、企画、管理職、医療、建設など幅広い |
| 面談方法 | 対面、オンライン、電話 | オンライン、電話など |
| 利用料金 | 無料 | 無料 |
| おすすめする人 | 相談しながら応募先を絞りたい人 | できるだけ多くの求人を比較したい人 |
リクルートエージェントは、2026年6月29日時点で公開求人約75万件、非公開求人約27万件と公式サイトに表示されています。求人数は採用予定人数を基準としているため、求人票の掲載件数とは数え方が異なる場合があります。
マイナビ転職エージェントは、20代・30代、第二新卒、営業、金融、ものづくり、情報技術系技術職など、年代別・職種別の支援ページを設けています。公式サイトでは、書類添削、模擬面接、年収交渉、入社日調整まで支援すると案内されています。
マイナビエージェントとリクルートエージェントはどっちがおすすめ?
求人数と選択肢を優先するならリクルートエージェント
応募候補を幅広く集めたい人には、リクルートエージェントが向いています。公開求人と非公開求人を合わせた求人規模が大きく、業界、職種、勤務地、年収条件を横断して比較しやすいことが特徴です。
特に、次のような人はリクルートエージェントを優先するとよいでしょう。
- 希望職種をまだ一つに絞れていない人
- 地方を含めて勤務地を比較したい人
- 複数の業界へ応募したい人
- 30代後半以降や管理職として転職したい人
- 求人を自分でも検索しながら進めたい人
ただし、求人紹介数が多いほど、希望と完全には一致しない案件が含まれる可能性もあります。最初の面談で「応募したくない条件」を明確に伝えることが重要です。
担当者に相談しながら進めたいならマイナビ転職エージェント
初めて転職する人や、自分の強みを言語化できていない人には、マイナビ転職エージェントが向いています。
公式サイトでは、面談後の求人紹介だけでなく、応募書類の添削、模擬面接、給与交渉、入社日調整まで支援すると案内されています。また、2026年のオリコン顧客満足度調査では、マイナビ転職エージェントが4年連続で転職エージェント部門の総合1位となり、「利用のしやすさ」と「担当者の対応」でも高い評価を受けました。
特に、次のような人と相性がよいサービスです。
- 20代・30代で初めて転職する人
- 第二新卒として転職する人
- 職務経歴書の書き方に自信がない人
- 面接でうまく話せない人
- 求人を大量に受け取るより、相談しながら選びたい人
迷う場合は両社を併用する
マイナビ転職エージェントとリクルートエージェントは、どちらか一方だけに絞る必要はありません。転職エージェントは求職者側が無料で利用できるため、最初は両社に登録し、紹介求人と担当者の対応を比較する方法が現実的です。
両社の違いをさらに詳しく確認したい人は、リクルートエージェントとマイナビエージェント比較|違いと選び方【2026年版】も参考にしてください。
2026年の転職市場と求人動向
公的な有効求人倍率は1.17倍
厚生労働省によると、2026年5月の有効求人倍率は1.17倍、新規求人倍率は2.11倍、正社員有効求人倍率は0.99倍でした。有効求人倍率は前月から0.01ポイント低下しています。
正社員有効求人倍率が1倍を下回っているため、すべての正社員希望者に十分な求人がある状況とはいえません。特に一般事務や人気企業の求人では応募が集中しやすく、職務経歴書や面接対策の重要性が高まっています。
民間の転職求人倍率は2.44倍
転職サービスの登録者と求人を対象とした民間調査では、2026年5月の転職求人倍率は2.44倍でした。求人数は前月比2.1%増、前年同月比14.9%増となっており、経験者採用を中心とする転職市場では企業の採用意欲が続いています。
公共職業安定所の有効求人倍率と民間の転職求人倍率は、対象となる求人や求職者、集計方法が異なります。数値だけを単純比較せず、自分の職種や経験に合った求人がどの程度あるかを確認しましょう。
正社員求人の平均初年度年収は510.1万円
マイナビの正社員求人調査では、2026年5月の全国平均初年度年収は510.1万円でした。求人票上の初年度年収であり、実際の転職者全員がこの金額を受け取れるわけではありませんが、応募先の希望年収を考える際の目安になります。
| 市場指標 | 最新値 | 確認時点 |
|---|---|---|
| 有効求人倍率 | 1.17倍 | 2026年5月 |
| 正社員有効求人倍率 | 0.99倍 | 2026年5月 |
| 民間の転職求人倍率 | 2.44倍 | 2026年5月 |
| 完全失業率 | 2.5% | 2026年5月 |
| 正社員求人の平均初年度年収 | 510.1万円 | 2026年5月 |
総務省の労働力調査では、2026年5月の完全失業率は2.5%で前月と同率でした。就業者数は前年同月より52万人増えています。
転職時に確認したい制度と注意点
自己都合退職の給付制限は原則1か月
2025年4月1日以降に自己都合で退職した場合、雇用保険の基本手当は7日間の待期期間に加え、原則1か月の給付制限があります。過去5年間に正当な理由のない自己都合退職が一定回数ある場合は、給付制限が3か月になることがあります。
また、一定の教育訓練を受ける場合には、給付制限が解除される制度があります。退職してから転職活動を始める人は、離職票の退職理由と受給条件を公共職業安定所で確認してください。
退職金の有無と金額は会社ごとに異なる
退職金は、すべての企業に法律上の支給義務がある制度ではありません。就業規則や退職金規程、雇用契約に支給条件が定められている場合に、その規程に基づいて支給されます。
転職前には、勤続年数による支給条件、自己都合退職時の減額、企業年金の移換方法を確認しましょう。
競業避止義務は無条件で有効になるわけではない
同業他社への転職を制限する競業避止義務は、契約書や就業規則に記載されていても、すべての制限が当然に有効になるわけではありません。制限期間、地域、対象職種、企業が守るべき利益、労働者への代償などを踏まえ、合理的な範囲かどうかが判断されます。
顧客情報、技術情報、営業秘密を扱っていた人は、応募前または内定承諾前に契約内容を確認し、必要に応じて専門家へ相談してください。
マイナビ転職エージェントのメリット・デメリット
メリット
- 20代・30代向けの転職情報が充実している
- 初めての転職について相談しやすい
- 応募書類の添削と模擬面接を受けられる
- 業界・職種ごとの専任担当者が在籍している
- 給与や入社日の交渉を依頼できる
公式サイトでは、転職後90日間の定着率を98.6%、3か月以内の入社決定率を82.5%と案内しています。ただし、いずれも2023年10月1日から2024年9月30日までのマイナビ人材紹介サービス利用者を対象とした数値です。
デメリット
- 公式サイト上で求人総数を比較しにくい
- 希望条件や経歴によっては紹介求人が少ない場合がある
- 40代以降や管理職求人では他社も併用したほうがよい
- 担当者との相性によって満足度が変わる
マイナビ転職エージェントは若手限定のサービスではありませんが、公式サイトでは20代・30代、第二新卒向けの案内を特に充実させています。40代以降や高年収帯の転職では、リクルートエージェントやハイクラス向けサービスも比較しましょう。
リクルートエージェントのメリット・デメリット
メリット
- 公開求人と非公開求人の規模が大きい
- 幅広い業界、職種、地域の求人を探せる
- 20代から50代まで利用しやすい
- 応募書類の添削や面接対策を受けられる
- 年収交渉や入社日調整を任せられる
公式サイトでは、提出書類の添削、面接対策、業界・企業情報の提供を主な支援として案内しています。また、2025年度の年間登録者数は約202万4,000人と公表されています。
デメリット
- 紹介される求人が多く、確認に時間がかかる場合がある
- 希望条件の伝え方が曖昧だと求人の精度が下がりやすい
- 応募や選考を早めに進めるよう提案される場合がある
- 担当者によって連絡頻度や提案方法が異なる
求人の量は大きなメリットですが、すべてに応募する必要はありません。「転勤不可」「年収は最低いくら」「残業時間の上限」など、譲れない条件を最初に伝えましょう。
口コミ・体験談から分かる評判
マイナビ転職エージェントの良い評判
2026年のオリコン顧客満足度調査では、マイナビ転職エージェントが4年連続で総合1位となりました。担当者への相談のしやすさや、初めての転職でも進め方を理解しやすい点が評価されています。
公式サイトの転職成功事例では、求人を比較して内定先を選べた、企業情報や面接対策が役立った、初回面談で希望を詳しく聞いてもらえたといった利用者の事例が掲載されています。
リクルートエージェントの良い評判
リクルートエージェントでは、求人の多さや検索条件の細かさを評価する声があります。希望職種が固まっていない段階でも、複数の業界や職種を比較できる点が強みです。
一方で、紹介数が多いため、求人の確認や応募判断に負担を感じる人もいます。紹介メールを受け取ったら、年収、勤務地、仕事内容、休日、転勤の有無を確認して候補を絞りましょう。
失敗しやすい利用方法
次のような使い方をすると、どちらのサービスでも満足度が下がりやすくなります。
- 希望条件を伝えず、紹介された求人へそのまま応募する
- 担当者の意見だけで転職先を決める
- 求人票に書かれていない労働条件を確認しない
- 一社だけを利用し、求人や年収を比較しない
- 内定を急いで承諾し、退職条件を後から確認する
転職エージェントは意思決定を代行するサービスではありません。情報収集、書類添削、企業との調整に活用し、最終判断は自分で行う必要があります。
マーケティング職やクリエイティブ職を希望している場合は、総合型だけでなく職種特化型サービスを併用すると、専門性に合った求人を比較しやすくなります。

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